先日、イタリア政府観光局(ENIT) から
とても素敵なお知らせが届きました。
ENITはイタリア観光省とのコラボで『Italian Friends
for Japan (イタリア被災者支援計画)』を実施。
皆さん、ご存知でしたか?
その内容はアドヴァンテージ・ファイナンシャル社から
提供された拠出金10万ユーロ (約1200万円)を利用し、
福島原発近隣に暮らす母子を、最長で3ケ月間、
イタリアへ移住させるというもの。
アリタリア航空やイタリアホテル協会などの協力を得て
航空券、宿泊費、食事はすべて無料!
すでに受付は終了していますが、70家族の応募があった
そうです。その中から福島県内外で避難生活を送る方々
を優先したとのこと。その第一弾の家族が今月早々にも
イタリアへ出発するそうです。
プロジェクトを担当するENITのM女史曰く、在イタリア
の多くの日本人からも、言葉などで不自由することが
予測される被災者の方々をイタリアで支援したいとの
ボランティア希望が多々あったとか。
こういう素敵なニュースって、なぜかあまりクローズ
アップされないですよね。イタリアだけでなく、
他の国でも似たような支援をしているらしいです。
いずれにしても、l駄目なのは『永田町』だけ!
あぁ情けない!
日伊文化交流サロン アッティコ
村本幸枝