3月中旬から約4週間かけて、トリノ、フィレンツェ、
ローマ、ナポリ、カラブリア経由でシチリア、その後、
ローマ経由でレッチェに渡り、バーリ、マテーラ、
アルベロベッロ、アンコーナ、フェッラーラ、パドヴァ、
ヴェネチア、そして、再びローマへ。
全行程、国鉄(FS)やローカル鉄道を使ってロケバスを
並走させながら、長旅、珍道中の撮影をしたことは、
幾度かメルマガでもご紹介しました。
それがやっと日の目を見ることになりました!
7月上旬、wowowで全4シリーズが放映されます。
『Railway Story レイルウェイ・ストーリー』
<パート1> 7/3(日) 9:00-9:50
トリノ〜フィレンツェ〜ローマ〜ナポリ
<パート2> 7/3(日) 10:00-10:50
ナポリ〜メッシーナ〜エトナ火山〜カターニア〜パレルモ
<パート3> 7/9(土) 9:00-9:50
レッチェ〜バーリ〜アルベロベッロ〜マテーラ〜アンコーナ
<パート4> 7/9(土) 10:00-10:50
アンコーナ〜フェッラーラ〜パドヴァ〜ヴェネチア
20駅近くを撮影しなけばならず、しかも、三脚とカメラ
しか使わないのに撮影料が1駅1,000とか2,000ユーロ
などと国鉄から言われ(ふっかけられ?)、
そんなの予算的に無理!から始まって。
『じゃあ、この駅はやめる』
『こことここをまとめて●●ユーロにしてよ』などと、
あーでもない、こーでもない、の繰り返しだった日々。
今ならお得! 1駅1,000ユーロ、2駅まとめて1,500ユーロ。
国鉄担当官『もってけドロボウ! 』
私『それじゃあ、まるで市場の買い物じゃないか!』
な〜んてやり取りをしたわけではありませんが、
まぁ、ざっくり言えばそんな感じ…です。
年々、プライバシー・ポリシーに対して敏感になっている
イタリアでは、基本的に電車内の撮影にはうるさいのです。
とは言え、それでは番組が成り立たないので、気になる
乗客 (撮影したい対象) を見つけてはさっとその隣や前の
席に座りつつ。。。
『あなたたちみたいな若い素敵なカップルを撮りたいの』
『いかにもイタリアのビジネスマンといったあなたの
ような人の映像がなくて…』と、あの手この手でなんとか
素材を集めました!
そんな私たちのあたふたな苦労話 (?) も思い浮かべて
頂きながら、ぜひ、番組をご覧になって下さい!
イタリアの魅力満載です!
日伊文化交流サロン アッティコ
村本幸枝