私がはじめてサルデーニャへ行ったのは
かれこれ15年前のこと。
サルデーニャ島は海がとっても美しい
イタリアの高級リゾート地です。
ダイアナ妃がドディ・アルファイドとの
蜜月なバカンスをパパラッチに盗み撮りされてしまったのも
サルデーニャでした…。
さて、どうせサルデーニャ行くなら豪遊したいし、
でも、予算が限られているし…で、
考えついたのが人数を集めることでした。
というのも、私の友人が「Port Rafael」という街で
貸別荘の不動産をやっていて、大型別荘をみんなで
割ればかなりお得になることと、さらに、6月なら
1週間貸しでもOK、安くしてあげるよ!と、
言ってくれたからです。
7月、8月のハイシーズンはひと月貸しなのです。
で、とにかくそういうバカンスに興味のありそうな
日本の友人にファックスを送りまくり(当時はメールが
なかった)、イタリア人の友人にも声をかけ、
手当たり次第参加希望者を募ったわけです。
結果として集まったのは15名。
そして、借りたのは1960年代のフランスの女優
レスリー・キャロンが所有する別荘と、
もう1軒、5名使用の中型別荘でした。
ちなみにレスリー・キャロンの別荘は、
グランドピアノのある大きなリビングルーム、
15名が悠々快適に食卓を囲めるダイニングルーム、
ベッドルームは5つですべてバス・トイレ付き、
崖に聳え立つオーシャンビュー、
ブーゲンビリアが咲き乱れる広い芝生の庭、
庭から続く階段を降りるとプライベートビーチ、
屋上のテラスからの眺めはため息が出るほど美しく、
中庭ではバーベキュースペースもある超ゴージャスなもの!
ワインセラーでワインをごっそり買い込み、
市場で新鮮な魚を買い、朝から晩まで宴に宴を繰り返し、
時にはヨットでクルーズを楽しみ、たまーにレストランで
食事をし、まさしく1週間の夢のバカンスを楽しんだのでした。
当時はまだリラの時代。
円高だったこともあり、頭割りした宿泊費は
1名につき1週間で50,000円を切っていたような
記憶があります。安っ!
やみつきになりそうなこのサルデーニャの会。
その後もう1度、別メンバーで企画し、
再びサルデーニャの真っ青な空と海のもと
『社会復帰できないよ、これじゃ〜』というほど、
みんなで「Dolce Vita (甘い生活)」に酔いしれましたが、
今後も定期的に開催しましょう!の誓いが
守られることなく今にいたっております…。
あの夢のような日々(と言ってもたったの1週間ですが…)が
記憶に蘇る度に、近々、また企画しよう!と思うのですが、
なかなか実現できずにいるのが現状。
でもそのうち、アッティコメールで『突然の企画』として
ご案内を送るかもしれませんので、その際にはぜひ!
私たちがバカンスを過ごした別荘はこちらです。
クリック!
→音楽が出ますのでご注意を!
アッティコ・ローマ
村本幸枝