以前、たまたまイタリアへ戻る飛行機で乗り合わせた
イタリア政府観光局のM女史から、
『これ面白いわよ。読んでみて』と頂いた1冊の漫画。
それが『テルマエ・ロマエ』との出逢いでした。
時間を持て余していた飛行機の中で、
ククク…と笑いをこらえながら読み終えた後、
すっかりハマり…。2巻、3巻と買い揃え…。
それが今では累計500万部を突破する大ベストセラー!
凄いですねぇ〜!しかも映画にまでなってしまうとは!
さて、昨日、4/28(土)の映画公開に先駆け、
『テルマエ・ロマエ』の試写会に行ってまいりました。
いやぁ〜笑いました!
『古代ローマ人』役者チームVS『平たい顔族』役者チーム。
同じ日本人でも並べてみるとこれだけ顔の濃さが違うかと感心!
現地エキストラ総勢1000人の中にふつ〜うに交じっていても
まったく違和感がない彼等の顔の濃さにびっくり!
(市村正親、北村一輝、宍戸開、勝矢というメンツ…笑)
でも、なんと言っても阿部寛のはまり役には脱帽でした。
あの端正な顔立ちをもってしておとぼけの連続。
試写会場も終始笑いが充満。
それにお風呂がテーマだから阿部寛はほとんど裸で登場!
そのナイスバディぶりに、いっしょに行ったアッティコ
料理教室講師であり、大の阿部ちゃんファンである
村上眞理さんは終始ニヤニヤ。
鼻の下がびろ〜んと伸びまくっておりました (爆)!
ローマでの撮影はチネチッタの古代ローマのセットを
使ったようですが、これも非常によく出来ていました。
余談ですが、実はこのセット、製作費200億円以上を
使ったと言われるイギリスのテレビドラマ『ROMA』
のためにつくられたセットで、当時、地元ローマでは
けっこう話題になったんです。
そして、そのセットがまもなく完成という頃、
実はチネチッタとタイアップを取りつけ、
雑誌『SWITCH』でオダギリジョーさんの撮影をし、
ちらっと外から盗み見したことがありまして。
(周辺は高い壁に覆われていて出入口だけ開いていた)
その時、古代ローマ好きの血がうずうずした私は、
チネチッタの広報担当者に『見たい!』とおねだりを
したのですが、やっぱり中には入れなかったんですよね…。
まぁ、製作の途中というのもありましたが、
セットの権利はイギリスの会社にあるというのが
その理由だった記憶があります。
実物でないのは残念ですが、
そのセットが『テルマエ・ロマエ』で見られたことも
私にとっては感動でした。
アッティコ・ローマ 村本幸枝