私が占星術に興味を持ったのはイタリアへ移住して
からのこと。日本人やよく血液型を尋ねますが、
それと同じようにイタリア人からは星座を訊かれる
ことが多いのです。
私のイタリアの友人であるロザンナ・カッターネオ
の影響も大でした。
彼女の本業は画家。でも、優秀な占星術家でもあり、
彼女の元にはアドバイスを求める人が常にたくさん。
後日、様々な人からの『あれ当たった』
『言われたとおりのことが起こった』なんて言葉を
耳にするうちに占星学なるものに興味を持ち本を買い、
いつか占星学のエキスパートになることを目標に(?)
ゆるいペースで勉強中なのであります(苦笑)。
さて、余談はさておき『蠍座』について。
通常語られる12星座とは誕生日に太陽が位置していた
星座を指します。加えて誕生地、そして何よりも重要
なのは生まれた時間。それらのデータから各々の個性、
性格、過去の出来事や未来の傾向などがわかります。
ですので、ここで語るのはあくまでも蠍座の概要です。
蠍座は4つのエレメント(火土風水)の内の水の星座。
水の星座は直観力に優れていると言われています。
とく蠍座はひと目で相手を判断する能力があり、
話さずしてその人が好きか嫌いかを感じとります。
共感できればずっと友達だし第一印象がNGであれば
後になってその考えが変わることはまずないでしょう。
蠍座は自分の直観的な判断力に自信があるのです。
うわべだけを気にする中身の薄っぺらい人は大嫌い。
(ときには人の心を見透かすような蠍座の眼差しに
おどおどする人もいるはず)
自分自身も含め、人間に潜む裏の部分を見てしまう
(見えてしまう)蠍座が、他人に対して無防備に心を
開くのは至難の業 (疑い深い)。
そのため孤独になりがちですが、反面、
人と一緒にいたい、という望みも強く抱いています。
忍耐強く、自尊心が高く、自分が決めたことを貫く
努力と意志を重要とする蠍座は、常に勝者であり
たいと願っています (自分自身に対しても)。
なので、怠惰な人、精神的に弱い人が理解できません。
他人は自分とは違い、それぞれ乗り越えるべき目標や
進むべき道が異なるという事実を理解しがたいため、
叱咤激励のつもりが相手を傷つけていることも。
人の弱い部分にイライラし、そこを叩くS的要素
(逆にM的要素も)を持つ蠍座は、恋愛においても
自分か相手のどちらかが優位な関係に陥る傾向に
あります(平等な関係がなかなか築けない)。
反面、他人の痛みや苦しみに敏感なのも蠍座の特徴。
『弱さ』は許せなくても『辛さ』には優しく手を
差し伸べるのも蠍座なのです。
(心理カウンセラーを職業に選ぶ蠍座は多いとか)
アッティコ・ローマ
村本幸枝
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