毎年、各星座の時期に合わせてそれぞれの星座の
特徴をお送りしようと思いながら、ついつい遅れ、
１年またいだ後、久々、星座シリーズへ戻ることに。
さて、各星座の特徴や性格を把握していれば、
人間関係を築く上で役に立つことがあります。
ムッとした時、攻撃的になりストレートに相手に物を言うが、
後腐れのない牡羊座と、内にこもりやすく傷つきやすいが、
それを相手に悟らせない、でも長く引きずる蟹座がケンカ
をしたら、きっとお互いに相手が理解できないはず。
でも、相手のおおまかな性格や特徴を知っていたら、
「そうか、あの人はX座だからこういう反応をするのね」
と、歩み寄れることがあるのです。
人は千差万別。相手を変えようとするよりも相手を知り、
受け入れることの方が結局は楽なのではと思います。
私は占星術のエキスパートではありませんが、
アッティコで何度か企画した占星術関連イベントで
アドバイザーを務めた私の友人、ローマ在住の画家、
ロザンナからの影響で占星術の勉強中なのです。
さて、前置きが長くなりましたが、魚座について。
通常語られる12星座とは誕生日に太陽が位置していた
星座を指します。加えて誕生地、そして何よりも重要
なのは生まれた時間。それらのデータから各々の個性、
性格、過去の出来事や未来の傾向などがわかります。
ですのでここで語るのはあくまでも魚座の概要です。
魚座は火・土・風・水と４つあるエレメントの内、
水の星座。水の星座(蟹座・蠍座・魚座)は
一般的に頭で理屈を組み立てるよりも、
直観で物事を判断する傾向にあります。
魚座は非常にロマンティックで夢見がち。
現実的、実質的なことはできれば避けたいと考え、
幻想的でスピリチュアルな世界を好みます。
牡羊座からはじまる12星座の内の最終星座に
あたり、それぞれの星座の特徴を少しずつ持ち
合わせているのも魚座の特徴。
そのためか、魚座の人は実体が掴みにくく、
相手にとって理解しにくい存在でもあります。
魚座はパートナーや友人から根拠のない
批判をされても、ひどい扱いを受けても
黙って受け入れてしまう傾向にあります。
魚座が他人にとって理解しにくい部分の
ひとつでもあります。ただし、耐えに耐え
限度を越してしまうとすっとその場から去り、
いったん去ってしまうと二度と後には戻りません。
とてもデリケートで相手の痛みを自分のことの
ように感じてしまう魚座は他人事で涙すること
も多々。状況や相手に応じて自分自身が変容
するので、役者に向いているとも言われます。
他人が求めることに応じようとするあまり、
できないことまで請け負ってしまうことも。
防御力に欠けるところがあるので、他人の
トラブルに深く入り込む危険性があります。
魚座はロマンティックで官能的で他人の
痛みがわかる。そんな多くのクォリティーを
持ち合わせていますが、多くの矛盾も抱えて
いるので、魚座をパートナーに持つ人は
それを理解した上で愛情を注ぐ必要があります。
その他の星座の特徴は下記から！
水瓶座
山羊座
射手座
蠍座
天秤座
乙女座
獅子座
蟹座
双子座
アッティコ・ローマ
村本幸枝