イタリア版旅の会話集

先日、自宅の本棚を整理していたら奥の方
から出てきたイタリア人向けの日本を旅する
ための旅行会話本。以前も笑ったのですが、
読み返して再びぶっと吹き出した私。

ガイドブック「lonely planet」が出している
日本語がわかる、日本語でわかってもらう
と題したその本は、ずっと以前、イタリア人
クルーが日本でドキュメンタリーを撮影する
際に持って来て置いていったもの。

「どれどれ?」と手に取ってみると。

移動、宿泊、換金、観光、ショッピングなど、
お決まりの項目に混ざって日本で出ている
旅の会話本では見かけない項目を発見!

それは「Amore e Sesso」
(恋愛とセックス)

さすが、イタリア人がつくった本だと感心!
とても実用的(?)ではないですか!

「どれどれ?」とページを開いてみると。

素敵、カッコいい、可愛いから始まり、
ひどいやつ、悪いやつなどなど(笑)。
使えそうな(?)単語一覧表を経た後、
ページは使える(?)フレーズに移ります。

「ちょっとうちに寄って行きませんか?」
はありとして、
「マッサージしましょうか?」っていうのは
どうなんでしょうかね?(苦笑)

その後に続く、
「キスして」
「あなたが欲しい」
「これは好き?」「それは好き」
「これ以上はやめましょう」
「大丈夫、自分でやるから」(???)
「肩の力を抜いてやろうよ」
「すごい!」「最高!」「ワイルド!」
「私をそのためだけに使っているのね」などなど。

出会い⇒ナンパ⇒親密になる⇒セックス⇒恋愛、
という流れになっている「恋愛とセックス」の章の
最終項目は「別れ」。締めのフレーズは、
「明日出発するからこれでお別れだね…」。
らしいって言えばらしいような…(苦笑)。

アッティコ・ローマ
村本幸枝