先週の8日(土)の夜から9日(日)の朝にかけて、
ローマでは「白夜 Notte bianca」が開催されました。
5回目にあたる今年は250万人が参加した模様。
例年、悪天候や大停電などに見舞われ、
あまり幸運とはいえなかった「ノッテ・ビアンカ」。
今年は土曜日が絶好の天気に恵まれ、
日中は夏のような暑さだったものの、
夜はぶらぶら歩くには心地よい夜だったせいか、
昨年の15%を上回る人の出だったとか。
野外コンサート、芝居、舞踊等々、400以上ものイベントが
市内のあちらこちらで開催され、美術館や遺跡も夜通しの
開館となりました。
ローマ中心部はもちろん車両進入禁止。
街なかの通りは人、人、人の山。
思うように動くこともままならず。
というわけで、「ノッテ・ビアンカ」はどうも郊外に住む
イタリア人、暇な若者、ツーリストに人気があるよう。
私の知る限りでは「まぁ、話のタネに1回見ておけばいいか」
というローマノたちが多いような気がします。
アッティコ・ローマ
村本幸枝