ふた月の日本滞在もそろそろ終わりに近づいてきました。
20日の日曜にローマへ戻り、Xmasとお正月はイタリアで迎えます。
毎年カウントダウンはローマの友人宅で盛り上がるのですが、
イタリアも飲酒運転が厳しくなったので、今年のカウントダウンは
家から徒歩で行ける地元(ローマ郊外 アングイラーラ)の湖畔にある
レストランを予約し、遠出はしないことに決めました。
とにかく、酒好きなもんで…(苦笑)。
日本から遊びにくる友人と地元の友達3人の計5人でゆく年を送り、
くる年を迎える予定です。イタリア在住暦20年以上の私ですが、
よく考えてみたらイタリアのレストランで大晦日を迎えるのは初めて。
唯一レストランで過ごした大晦日の夜は3年前にバカンスで行った
マルタ島だけです。
大晦日の夜はどこの店もメニューが決まっているCenone (晩餐)を出し、
金額はだいたい200から500ユーロ。そして、もの凄い量らしいです。
まぁ、不況の折、今年は全体的にメニューも値段も落ちるのではと、
私は予想していますが。人が来なければ意味がないですもんね。
ちなみに、昨年のラ・ペルゴラ(ローマ・ヒルトンホテルのイタリア
ベストレストラン10軒の内のひとつ)のCenoneは1100ユーロ
(約15万円)でした。驚きです。
私たちが予約したレストランは100ユーロ。可愛いもんです。
さて、このCenoneですが、21:00頃から始まり、延々と食べ続け、
すべての皿を終えるのがだいたい24時ちょっと前。
すぐにスプマンテ(スパークリングワイン)が出されカウントダウン
と同時に乾杯。『Buon Anno!!!』 (明けましておめでとう!)、
チュッ、チュッと頬にキスを交わして、年明けを迎えます。
その後はテーブルを片付け、ディスコパーティ(古っ!)になるのが常。
私たちが予約した店のオーナー曰く、去年のカウントダウンは多いに
盛り上がったとか。
その言葉を信じ、年齢を忘れ、私もはしゃぐつもりです!
アッティコ・ローマ
村本幸枝