そもそも私が占星術に興味を持ったのは友人である
ロザンナ・カッターネオの影響です。彼女の本業は
画家ですが、実は非常に優秀な占星術家でもあります。
先日の撮影時 (前出のBS朝日ヨーロッパ食堂)でも
食事で同席したカメラマンに「ここ数年はこうで
ああだったでしょう？ こういうことがあったと
思うけど、今後はこうなるから」。
さらっと語るロザンナに対しご本人はびっくり顔。
まさにそのものずばりで当たっていたようです。
撮影最終日「彼女にはもう会えないのかな…」と
残念そうでした。続きが聞きたかったみたい (笑)。
とにかく『当たった！』『言われたとおりになった！』
という様々な人たちの後日談を耳にするうちに、
占星学に興味を抱き、ゆるいペースで私も勉強中なのです。
さて、『水瓶座』について。
通常語られる12星座とは誕生日に太陽が位置していた
星座を指します。加えて誕生地、そして何よりも重要
なのは生まれた時間。それらのデータから各々の個性、
性格、過去の出来事や未来の傾向などがわかります。
ですのでここで語るのはあくまでも水瓶座の概要です。
水瓶座は４つのエレメント(火土風水)の内の風の星座。
風が意味するものは、社交性、概念性、合理性。
(感情で物事を判断せず、常に頭で考えようとする)
12星座の中で動物がシンボルでないのは風の星座のみ。
いい意味でも悪い意味でもより人間に近いのが風の星座です。
水瓶座はクールで超然としており、あまり感情をあらわ
にしないので、冷たい人と思われがち(感情表現が苦手）。
感情は生活をしていく上でやっかいなものと考え、
理性的な秩序をなるべく乱さないように暮らすことが
理想だと考えています。
表面上は社交的に見えても、実は集団的な考え方や行動
を苦手とするのも水瓶座の特徴。集団を軽視し、自分の
個性やセンスにこだわり過ぎると周囲の反感を買うことも。
革新的で理想主義者、利他主義者である水瓶座にとって
最も大切なのは友達。困った時に真っ先に助けてくれる
最高の友達になり得るのが水瓶座です。
(自己中心的な考えから最もかけ離れているのが水瓶座）
反面、束縛を嫌い、理想を追い求め、確立した独自の
世界を持っている人が多く、生まれつき独立独歩の
スタンスを持ち合わせているので、家族や恋愛相手が
水瓶座に対する自分の存在意義を持てないことも。
(相手を軽視しているわけではないがそう思われがち)
そんな理由から水瓶座は友達としては最高だが、
パートナーとしては向いていないと言われることも
ありますが、単に感情表現が苦手なだけと言われています。
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アッティコ・ローマ
村本幸枝